賞与支払届bonus payment notification
概要
賞与を支払うと、その額に応じて社会保険料もかかってきますので、保険料を納付する必要があります。
ここでの賞与とは年3回まで支払われるものです。4回以上支払われる賞与は含みません。4回以上支払われる賞与の場合は、給与に含む形で7/10期限の算定に含めます。
賞与と社会保険
賞与にも社会保険料がかかってきます。毎月支払っている社会保険料は、毎年7/10までに提出する社会保険の算定届けで確定しますので、日本年金機構(以下、年金機構)は保険料を知ることができます。
しかし、賞与の支給額は7/10の算定期限では決まっておりませんので、年金機構は賞与額を把握することができません。
そこで、賞与が支給される都度、「賞与支払届」を年金機構に提出することで、保険料を確定させます。
提出物
下記の2種類を年金機構に提出します。
①賞与支払届
②総括表
こちらは、ホームページから白紙の用紙をダウンロードして記入しても良いですし、年金機構から賞与支給月になると上記が入った封筒が届きます。
賞与支払届
これは、賞与を支給した従業員の一覧に支給額を1,000円未満を切り捨てた額を記載したものです。
従業員単位で記載していきます。
(賞与支払届イメージ)
総括表
こちらは、賞与を支給した従業員の人数などを記載するものです。上記の賞与支払届のまとめ資料の様なものです。
(総括表イメージ)
提出期限
賞与の支給日から5日以内となっています。支給日を含む月の翌々月になると年金機構から督促状が届きます。注意して下さい。
賞与の支払いがない時
賞与の支払いがない場合でも、その旨を年金事務所に届け出る必要があります。この場合は、総括表のみを「不支給」として提出します。
電子申請
賞与支払届は電子申請でも提出することができます。この場合は賞与支払届はCSV形式で作成して総括表は紙面をスキャンしたものを添付します。
提出後
提出後、数日経つと年金機構から標準賞与額の決定通知書が届きます。紛失しないように大切に保管して下さい。
まとめ
賞与に対しても保険料はかかってきますので、きちんと届けを提出して納付するようにしましょう。
リンク
スポンサーリンク