年金手帳の再交付Reissue of pension book
基礎年金番号が分からない..．
基礎年金番号とは、国民年金、厚生年金、共済組合などの全ての公的年金で一意になる番号の事です。全10桁の番号で 4桁ｰ6桁 で表されます。この番号が分からないと健康保険や年金の各種手続ができません。これは大問題！基礎年金番号は年金手帳に記載されていますので、それで確認するのが一番良いのですが、年金手帳が見つからない場合は、国民年金の領収書や「ねんきん定期便」などに記載されていますので、そちらで確認できます。
基礎年金番号が分からないと言われる方も、国民年金の領収書やねんきん定期便で番号を確定することができます。
でも、どうしても基礎年金番号が分からない場合は、年金手帳の再交付申請をします。
この場合は、健康保険・厚生年金の被保険者資格取得届けと同時に年金手帳の再交付申請もします。
再交付手続き
年金手帳の再交付には、氏名や年齢の他に、前職、現職の会社情報が必要になります。20年以上サラリーマンをやっていない方でも、20年前の最後の勤務先などを確認しながら基礎年金番号をきちんと特定できますのでご安心下さい。
（再交付申請書）
社会保険の手続き時に発覚
年金手帳の紛失が発覚するのは健康保険・厚生年金の被保険者資格取得（加入手続き）の際などです。この為、基礎年金番号が分からない場合は、年金手帳の再交付と資格取得届を同時に申請します。
まとめ
年金手帳の再交付は、ご自身でも年金事務所に出向いて申請可能ですが、やはり社労士にご依頼頂くのが確実で一番手間がかからないと思います。さすがに年金手帳の再交付は税理士や人事関連の業務を請け負っている様な民間企業はやらないと思いますが、たまに平気で社労士業務を請け負う税理士や民間企業があり驚く事があります。もちろん違法行為です。
年金手帳を再交付するということは、健康保険や厚生年金、国民年金などの手続きの一部になっていると思いますので、ワンストップで対応できる社労士事務所にご依頼されるのが良いと思います。
関連記事
>>社会保険新規適用時の年金事務所調査
>>社会保険の任意適用