雇用保険被保険者情報の修正Fix mistakes in employment insurance
登録情報の間違いはある
雇用保険の登録内容が間違えていることが稀にあります。
例えば、転職前の前職で登録された内容が間違えており、今回申請した内容と異なる場合などに発覚します。
性別の間違い
名前が、男性でも女性でも読めるような場合、なんと男女が逆に申請されていることもあります。
これは、恐らく本人と会うことなく口頭ベースで処理をしたのではないかと思います。本人と会い、履歴書や雇用契約書等を確認すれば、まず間違えることなどありませんから。
この様な場合は、職安(ハローワーク)から連絡があり、間違いが指摘されます。
生年月日の間違い
同様に生年月日が間違っている場合もあります。この様な場合は、生年月日が確認できる書類を提出して訂正します。
修正自体は難しい手続ではありません。
訂正方法
雇用保険の情報が間違えている場合には、きちんと修正の届けを職安(ハローワーク)に提出すれば変更されますので、心配はいりません。
修正方法には、大きく2パターンあります。
@前職(転職前の会社)の申請が間違えていた場合
この場合は職安(ハローワーク)から指摘を受けます。
「生年月日が違います」と。驚くことがあるのですが、冷静に本人の生年月日が確認できる公的な証明書を提出すれば問題なく処理されます。
社労士が扱う範囲でいえば年金手帳の写しなどを提出することがあります。ご本人が面倒でなければ住民票などでも、もちろん問題ありません。
A自社で間違えた申請をしていた場合
これは、専用の修正様式があります。変更前、変更後、変更理由などを記載の上、会社印を押して職安(ハローワーク)に提出します。
(修正届の様式)
まとめ
雇用保険の取得手続きは、従業員を雇用すると直ぐに手続きをする必要がありますし、健康保険・厚生年金に比べて申請件数は多いものです。
ただ、初期登録時の確認はダブルチェック等で間違いのないよう徹底する必要があります。
やはり、人事担当者や社労士も本人確認してから手続きをする必要があります。
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