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スマート留守電レビューHEADLINE

ビジネスの必須アイテム、留守電を選ぶ

今はスマホがないと仕事ができない状態になっていますが、その中でも良く使う留守電のレビューです。SOURCENEXT社が提供している「スマート留守電」という留守電サービスがあります。この留守電の特徴は、「録音された留守電を全て自動でテキスト変換してくれる!」ことです。

これは便利!だと思いました。例えば会議中など留守電を聞くことすらできない状況でも、スマホの待受画面(通知)画面に、電話がかかってきた相手の名前と内容が表示される、画期的!です。

ということで、このサービスを申込みする時に、いつのも通り色々ネットで調べたのですが、あまりレビュー記事がありません。実は人気がないのか!?とも思いつつ結局申込みましたので、今回レビュー記事を書くことにしました。

スマート留守電

サービス概要

iPhoneの場合、月額360円で「スマート留守電」が使用できるようになります。携帯キャリアに追加で支払う料金はありません。ただ、なぜAndroidとiPhoneで料金が異なるのかは謎です。少し納得できない所です。

SOURCENEXT社に支払う
360円/月のみが増額になるだけです。実際にはiTurnsStoreから引き落とされます。

スマート留守電に申込むと専用の転送先電話番号がSOURCENEXT社より提供され、そこに自動転送される仕組みです。

話し中の場合でも、「スマート留守電」に転送されるので便利です。(どこのキャリアでも同じだと思いますが、AUでは話し中の時はスマート留守電に繋がります)話し中でも、ちゃんと留守電になるので、とても重宝しています。


変換の精度

さて、早速目玉機能の日本語変換精度ですが、はっきり言って、変換された日本だけを見て、内容を理解するのは「無理!」です。
例えば、スマート留守電を知っている人が、本当に丁寧にゆっくり「食事に行きましょう」程度の短い言葉(単文)を言えば正確に変換されます。

しかし、ビジネスの現場で使われる、長文かつ複文はほぼ変換できません。会社名と名字すら変換できません。
例えば、1件のビジネス要件を伝える15秒程度の文章の場合、読めるレベルでは変換されません。

ただ、新規のお客様以外は、スマホの住所録に登録されているので、名称は正しく表示されます。
また、
公開されている店舗等の電話帳から該当する番号があれば、その名称を表示してくれます
なので、電話がかかっきた相手の名前が正しく変換されないことへの支障はほぼありません。

下記実例を公開します。これは実際に行政書士から留守電が入っていたものです。

【実際に留守電に入れた文章】 
えーと、あれあれ、今度帰る時に遺言書の本を持って帰ってきてな。 


【スマート留守電のテキスト変換結果】 
 


数字の変換精度

これは、高いと思います。早口等で日本の精度が極端に悪い場合でも、数字だけは比較的正しく変換されています。折り返しの電話番号を相手が言ってくれた場合など、比較的高い制度で変換されます。


留守電としての基本性能

日本語への変換精度は今一つではありますが、留守電として見た場合は大変良くできていると思います。

iPhone/Android専用アプリが用意されているので、その点だてでも快適です。
留守電としての良い所(特徴)を3点ほどあげてみます。

1.任意の場所から再生できる。
変換精度は悪いながらも日本語が表示されているので、時間がない時などは、再生バーを指で移動させることで任意の場所から再生させることができます。
例えば、一番最後に連携先が入っていて、変換された電話が正しいか確認したい場合など、大変便利です。
(再生中の画面イメージ)

2.何度でも簡単に再生できる。
これも上記のGUIならでは、というものですが、iPhoneの再生中のGUIと同じなので、聞きたい場所にちょっとバーを戻すだけで何度でも簡単に再生できます。

3.留守電の件数に上限がない。
これは便利です。360円/月に無制限の留守電保存も付いているということになります。しかも容量制限、件数制限なしですね。
過去の留守電を呼出していつでも再生できます。あまりニーズはないかも知れませんが。もちろん1件単位で削除もできます。

4.スピーカー再生も選択できる。
留守電の再生は、スピーカーでも通話時のように耳にあててでも聞くことができます。スピーカー再生が結構便利で良く使っています。


結局の所、使い勝手は…

変換精度上の問題など色々と書いてきましたが、会議中にスマホを見て要件を確認する、という理想的な使い方が可能です!!変換精度は、そこまで高くはありませんが、顧客名が表示されますので、何の連絡が予測がつきます。この状態でメッセージを見れば、ほぼ8割りから9割の内容が理解できます。

少しの時間も無駄にできない現在のビジネスの現場では、
文字を見て一瞬で分かる!というのは大きなメリットです。

また、客先などで、一瞬でチラッと見る、ということも可能です。
もちろん正しく変換されていないことも多いですが、なんとなく「予測して見てみる」ことはできます。

2016年8月に申込んで2018年4月現在、愛用しています。申し込んで2年程度経ちますが、一度使うと、普通の留守電には戻れない感じです。



auとdocomoの違い(転送の自然さ)

スマート留守電を長く愛用している間に、キャリアがauからdocomoに変わりました。なんと、キャリアにより大分使い勝手が違いました。驚きです。ここでは、auとdocomoの違いを解説します。結論を先に書くとauは素晴らしいですが、docomoは外部サービスであることが丸わかりで不自然です。


スマート留守電は、キャリアの無料転送機能を使用しているため、スマート留守電に行き着くまでがキャリアにより少々異なります。

auの場合、転送されていることを全く気づくことなく自然にスマート留守電の録音メッセージが流れます

一方、
docomoの場合、「この電話を転送します」というメッセージが入ってからの転送の呼出し音が少し流れた後で、留守電になります。この為、auに比べるとかけてる人からすると無駄な時間を感じやすいと思います。この点改良して欲しいと思います。

キャリアによる違い(設定の簡易さ)

これもauの方が設定は簡易です。auはスマート留守電のGUIだけで簡単に設定できます。呼出秒数もプルダウンメニューで選択するだけです。

これに対して
docomoの設定は凄く面倒です。特殊な電話番号に電話をかけることで設定します。この為、呼出秒数を10秒から15秒に変更するのは一苦労です。
無料転送サービスへの事前申込も必要です。

スマート留守電の設定方法や親和性はキャリア違いにより大きく異なります。docomoの設定の面倒さも、うまくGUIで隠せるのではないかと思います。
全てキャリアで快適に使用できるような改善を期待したいと思います。






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