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登記簿謄本の取得方法How to obtain copy of corporate registration



概要

会社の所在地や名称が変更されると、社会保険や労働保険についても変更の手続きが必要になります。


今回は、各種手続きに添付資料として必要な会社の登記簿謄本の取得方法を説明します。

会社の登記簿謄本は、誰でも取得できます。委任状や身分証明書なども不要です。

今回は神戸法務局での取得方法を体験レポ的に記載しました。


手順

神戸法務局の1階に到着すると、JRの改札の様なゲートと氏名を書く用紙があります。

警備の男性が3名ほどいらっしゃいます。始めて訪れると少々物々しい雰囲気があります。

ただ、警備の男性は案内も兼ねていらっしゃる様で、聞くと色々と教えてもらえます。

さて、1階で用紙に氏名を記載して訪問目的をチェックします。今回は、会社の登記簿謄本の取得なので、その欄にチェックを入れて完了です。氏名とチェックを付けるだけですから、直ぐに書けます。身分証明書等は一切不要です。

この用紙を警備の男性に渡すと、入場カードを貸してくれます。赤い紐の付いた非接触形式のICカードです。このICカードをJRの改札と同じゲートにタッチすると通過することができます。

無事にゲートの中に入ると、2階の登記所に上がります。エレベーターか階段で2階に上がると登記所のフロアになっていますので、中に入ります。

室内に入ると様々な窓口が並んでおり、長椅子などもあります。イメージとしては小規模な総合病院の1階受付&会計の場所の様です。

その一角に登記簿謄本を取得する端末が3台並んでいます(証明書発行請求機と呼びます)。窓口でも申請できますが、今回は、こちらで申請する方法を記載します。


まず、端末はタッチパネルになっているので、画面に表示されているボタンをタッチすることで進めていきます。

まず、画面に「不動産」「会社・法人」と表示されますので、「会社・法人」を選択します。

会社は、法人番号か会社名で検索できます。今回は会社名から検索する方法を記載します。

まず、申請する書類を選択します。今回は会社の「全部事項証明書」を選択します。一番上左端に表示されています。

次の画面で「法人番号から検索」と「会社名から検索」が表示されますので、「会社名から検索」を選択します。

次に、会社の所在地である都道府県を選択します。その後、会社名を入力します。「ひらがな」かアルファベットで入力します。
特に会社名にカタカナが含まれる会社の場合、「かな」かアルファベットか正し方を入力しないと表示されません。

検索は、「完全一致」か「部分一致」を選択できます。会社名を途中まで入力して部分一致で検索すると分かりやすいでしょう。

該当する会社が表示されましたら、その会社をタッチします。

次に自分の名前をカタカナで入力します。自分の情報を入力するのは、ここだけです。免許証等の証明書は不要で単に名前を入力するだけです。

ここまで入力すると、「整理番号票」が端末から出力されますので、この票に記載されている番号が呼ばれるまで、長椅子に座って待ちます。混み具合にもよりますが、直ぐに呼ばれます。

2社の登記簿謄本を取得する際に、2件目の検索中に1件目の番号を呼ばれた事もあります。
複数件の登記簿謄本を取得する際には、全て請求してから「整理番号票」を出す様にすれば良いでしょう。

登記簿謄本1部につき、600円の費用(収入印紙)が必要になります。登記所内の窓血の1つで収入印紙を販売しているので、そちらで購入します。

整理番号が呼ばれましたら、呼ばれた窓口に行き、購入した収入印紙を渡して登記簿謄本を受け取ります。これで完了です。

後は登記簿謄本を失くさない様に大切に鞄に入れて退庁しましょう。


神戸法務局の場所

JR元町駅から南方面に徒歩で10〜15分程度です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。簡単に取得できることがお分かり頂けたと思います。法務局に入ってから出るまで早ければ10分程度です。

気負わずに必要があれば取得しに行けますね。

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