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就業規則はネットのサンプルを使用してはいけない

就業規則はネットのサンプルを使用してはいけない

概要

良く、インターネットから就業規則をダウンロードして使用されている会社を見かけますが、これは大変危険です。

また、社労士以外の士業や他社からサンプルをもらって修正する場合も、同様に危険な事です。

ここでは、ネットからダウンロードできる就業規則では、対応できない部分を見ながら、対応を検討します。


チェック項目

ネットからダウンロードした就業規則を使用されている会社は下記が、きちんと規定されているか、対応可能な就業規則になっているかを確認してみて下さい。


就業規則のチェックリスト

@昼休みに外出して5分遅れて帰ってきた従業員に対して、どの様にしますか。
5分の遅刻ですよね。私用外出になります。皆勤手当はどうしますか。

A連絡が取れないで3日目の無断欠勤している従業員に対して、どの様にしますか。

B半日の有給休暇をどうやって付与しますか。
例えば9時から18時間での会社があったとします。昼休みは12:00〜13:00です。半日休暇は何時から何時まででしょうか。

CSNSで社内の写真を拡散した従業員に対応できますか。

D時短勤務の従業員は、いつ、どの様にしてフルタイムに戻りますか。

E自転車通勤したい、と申出があった時どうしますか。

F台風で会社に来れなかったとき、会社を閉めた時、どうしますか。

G持病の腰痛などが再発して仕事ができなくなった時、辞めてもらうことができますか。

Hうつ病で休職します、と連絡が来たとき、対応できますか。うつ病で長期休暇になって復職の目処の立たない従業員に対応できますか

I基本給には法定内労働の賃金が含まれていますか。


如何でしたか。全てに答えが記載されておりましたでしょうか。

ちなみに弊所にて作成しております就業規則では、全条文数は、100条近くありますし、ページ数でも数十ページあります。これは、賃金規定等除いた就業規則本体部分のみです。

また、
就業規則は、法改正や時代の流れ等の関係もあり、年々条文数が増えています
この為、社長が就業規則の全てを理解することは困難になっていると思います。自分が理解できる範囲の薄い就業規則ではなく、いざという時に会社を守れる、きちんとした就業規則を作成しておく必要があります。


就業規則は会社を守る為に、本当に重要な盾!!

就業規則は会社を守る大変に重要な盾です。就業規則がない会社は丸腰で戦う様なもので、勝てません。
誰と戦うか、誰を守るのかですが、
戦う相手は不良社員です。守る者は真面目に会社に貢献してくれいている社員です。

就業規則をは社長を守るものではありません。会社を構成している日々汗を流している社員を守るものです。

真面目な社員は、就業規則の内容は特に気にする必要はないと思います。普段通りに、普通に仕事に集中していれば大丈夫です。

真面目な社員を、不真面目でやる気のない社員から守るものが就業規則です。


少しでも不安があれば、ご連絡下さい。

就業規則の作成や変更などは、社会保険労務士以外は業として実施できません(受注できません)。
稀に行政書士さんなどが行われておいる様ですが、これは違法行為です。もちろんコンサルティング会社などの株式会社が就業規則を作成することも違法です。

何よりも、この記事で記載があるような専門性を有していませんので、作成された就業規則も不十分なものです。

社会保険労務士の場合、皆が謂わば「秘伝」の就業規則を保持しており、頻繁にアップデート(月に何度も追記・修正)されております。

会社を守る為に、ぜひ御社に合った就業規則を作成して下さい。


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