本文へスキップ
吉田Webマガジンは吉田Webマガジンは、人事・労務管理を中心に様々分野の記事を掲載しています。
吉田Webマガジン
Powered By 吉田労務管理事務所
ブラザー複合機 MFC-J6980CDW(後編)
MFC-J6980CDW
ブラザー製インクジェット複合機MFC-J6980CDWのレビュー後半です。
前半はこちら>>(前編)
ビジネスの大敵、水への耐性を徹底検証!水でじゃぶじゃぶ
インク節約モード
ブラザーMFC-J6980CDWには、「インク節約モード」があります。このモードは大変良く作り込まれていて、他のプリンタの節約モードと全く異なります。
通常はインク節約モードで印刷すると文字がザラザラした感じになったり薄い文字になったりします。この為、顧客に提出する資料では節約モードでの印刷はできません。安っぽい感じ(インク節約モード感)が見た瞬間分かるからです。
しかし、MFC-J6980CDWの節約モードは、
画像処理でインクの使用量が少なくなるように変換
します。
イメージ的には画像が原色から中間色になり、逆に綺麗になります
。
例えば、タイトルなどの太文字の場合は中を白抜きにします。この為、全体的な色の薄さではないので
(比較写真)
(オリジナル画面)
(インク節約モード)
(インク節約モードのイラスト部分拡大)
むしろ節約モードで印字した方が綺麗になることも多く、
十分にお客様に提出できるレベル
です。
難点は、印刷に画像処理をするので印刷を開始するまでに若干時間がかかる事です。数秒の違いですが、印刷の都度数秒余計に時間がかかるのは正直つらいものがあります。
この為、カラーのパワーポイントを印刷するなどの資料系の印刷で使用するようにしています。
インクジェットプリンタを選んだ理由
次に、なぜレーザープリンタにしなかったのか、です。そもそもの部分です。理由は下記です。
①低価格でコンパクト
A3複合機では、インクジェットの方が安いです。安価なレーザー複合機もありますがモノクロのみだったりサイズがA4までのものです。
A3カラー対応のレーザー複合機は、インクジェット複合機と比べ物にならない値段と大きさになります。
②インク交換や機構がシンプル
レーザープリンタはインク交換が面倒です。トナーカートリッジを交換するのですが、大きいですし機構自体が複雑で手間がかかります。
これに対してインクジェットプリンタのインク交換は手軽にできます。家庭用のインクジェットプリンタのインク交換と同じで、古いインクを取り出して新しいインクを入れるだけです。片手でできます。しかも、家庭用のインクジェットプリンタと違って
ヘッドに直接インクをセットする方式でななくので、インクが入っている場所の扉を開いて置き換えるだけ
で、こちらも
ヘッドが動いて取り出し位置に移動するのを待つ必要がありません
。細かな点ですが大変便利です。
(MFC-J6980CDWのインクセットの場所)
また、機構がシンプルなのも利点です。例えば、用紙つまりの際の対応もレーザープリンタの場合、あちこち開けて用紙を取り出す必要があります。
これに対してインクジェットの場合は、機構がシンプルなので紙詰まりへの対応も比較的容易です。
③写真がきれい
Brotherのビジネスインクジェット複合機は顔料インク4色なのでレーザープリンタと同じ色数です。家庭用インクジェットプリンタの様に6色以上の染料インクの機種と比べると写真の印刷能力は落ちます。
それでもレーザープリンタよりは綺麗に印刷できます。
用紙トレイ
MFC-J6980CDWを選択した理由の1つに
トレイが2つある
ことです。ビジネス用途だとA3は必須ですから、
常時A3とA4の両方をセットしておく必要があり、トレイが2個あるのは必須条件
です。
安価な機種になるとA3の印刷はできますが用紙トレイが1つだけになります。こうなると、トレイの用紙を入れ替えたり多目的トレイにA3をセットしたり、と実用的な運用が困難になります。
MFC-J6980CDWは当然、背面トレイ(多目的トレイ)もありますので
、
背面トレイ(多目的トレイ)を含め合計3箇所に用紙をセット
することができます。背面トレイは封筒も印刷できます。角2サイズを印刷できますのでA4サイズを郵送する際に宛名印刷ができて便利です。
上位機種との比較
MFC-J6980CDWは上から2番目の機種
になります。最上位機種はXXとなり、価格差は2万円程度です。家電量販店価格でMFC-J6980CDWが4万円台、XXが6万円台です。
では、この2万円の差は何か、といえば私の中では
USBメモリから直接印刷できる機能の差
しかないと思っています。
機種名
JPG
PDF
MFC-J6995CDW
◯
◯
MFC-J6980CDW
◯
×
この様に
MFC-J6980CDWでは、USBメモリからの直接印刷は、JPGのみでPDFの印刷ができません
。写真を印刷する用途のみ、を想定されています。
しかしビジネス用途の複合機であればPDF印刷は必須です。もし、ネットワークトラブルで印刷できなくなった場合、緊急避難的な措置でUSBメモリ経由で印刷する事もあります。
もちろんPDFをJPGに変換することはできますが、手間がかかりますし印刷の為だけにWord→PDF→JPGと変換するのも無駄です。
この様な非常時を想定すればJPGのみの印刷は致命的と言わざるを得ません。価格差を付ける為の措置かも知れませんが、なんとしても改善して欲しい箇所です。
インクの価格
インクは4色で、各色に通常容量と大容量の2種類があります。
大容量タイプの価格は,家電量販店で買うと、カラーイング3色は各色が2,000円台、黒インクが4,000円台なので、4色買うと12,000円程度します。もちろん4色パックがありますので、パックで買うと若干お得です。
(大容量インクの4色パック)
業務用ですから、皆さん大容量タイプを購入されると思います。どの程度もつかは、またレビューしたいと思います。
ちなみに本体購入時には4色ともインクが付属していますが、通常容量タイプです。
スマホからの印刷機能
iPhone&iPad用のアプリがあります。このアプリから印刷することができます。
また、インクの残容量なども確認することができます。
スキャナ
スキャナは両面同時スキャン可能でA3サイズまで対応しています。スキャンに関するレビューは改めて行う予定です。
FAX
現時点ではFAX機能は使用しておりません。別のFAX機を使用していますが、いずれ、この複合機をFAXとして使用する予定です。
その際には、改めてレビューします。
クラウド(Cloud)
ブラザーMFC-J6980CDWにはクラウドの連携機能があります。具体的には下記です。盛り沢山に対応しています。こちらも準じレビューしていきます。
①メール送信
②Google Drive
③OneDrive
④iCloud
⑤BropBox
⑥Evernote
⑦Facebook
.
キャンペーン
最後に、購入時に偶然ですがキャッシュバックキャンペーンがありました。今回は5,000円のキャッシュバックの対象機だったので、ラッキーでした。
まとめ
価格とコンパクトさを考えるとインクジェット複合機は、少人数の事業所にとって大きな味方です。
印刷物の耐水性さえクリアできれば、大変有用なOA機器だと言えます。今回の検証で十分ビジネス用途での使用に耐えることが分かったので、今後活用していきたいと思います。
>>インクジェット複合機はブラザーMFC-J6980CDW (前編)
インクジェット複合機は、価格も安くコンパクトで素晴らしいOA機器ですが、耐水性が心配ですよね。そこで、水でじゃぶじゃぶ濡らして大検証しました!!
このページの先頭へ
ナビゲーション
トップページ
top page
IT
ランキング
IT
お勧め記事
社会保険
社会保険
労働保険
労働保険
労基安衛
労基安衛
労務管理
労務管理
プロジェクト管理
プロジェクト管理
IT
IT
IT
育児・介護
IT
労働契約
IT
給与計算
IT
全ての記事
バナースペース
働き方改革
雇用保険
高年齢者(シニア)
人事制度
育児休業
メンタルヘルス
求人
障害者
事業所関連
健康保険
労働基準法
安全衛生
経営
雑記
shop info
店舗情報
吉田Webマガジン
Powered By
吉田労務管理事務所
東播労務管理協会
吉田行政書士事務所